【ストーリー】
2017年に撮影を開始し7年間の密着取材の中で、大仁田厚だけでなく関係者にも取材を行い、今も現役で戦う理由が明かされてゆく。
取材班は、FMW崩壊の真相に関して取材を申し込みむが拒否される。
しかし、あることをきっかけに大仁田は真相を話す。
真相を話したあとにケジメとして、ある場所に向かうのだが、、、
【イントロダクション】
2017年に大仁田厚が7度目の引退を発表。その直後から1年間限定で密着を予定していた。当初はタイトルを「ドキュメンタリー映画 邪道」として公開を目指していた。密着取材の中で大仁田に関係する人に着目し、取材対象を広げることになった。
結果的に約8年間の膨大な取材映像は3200時間を超える。
それらの取材映像の中から大仁田の原点と呼べる大仁田の母、巾江にはいかにして大仁田厚が誕生したかのインタビューをすることで意外な過去が見えてくる。大仁田に憧れてプロレスラーになることを考えているアイドルは人生の勝負にでることに。81歳になるグレート小鹿はステージ4のガンの闘病中にも関わらず大仁田との電流爆破マッチに挑む。
他、プロレス界の生き字引と言える元週刊プロレスの敏腕編集長であったターザン山本、大仁田を支える邪道信者と呼ばれているファンなど、大仁田厚に関係する人々を中心に構成されている。
【衝撃の問題作としての上映】
2023年10月に1回目の関係者試写を行った。
その後、再編集を行い2回目の関係者試写にて賛否が大きく分かれた本作。扱うテーマはプロレスではなく何かと戦っている人々にテーマを置いている。特に大仁田厚が取り組んでいるイジメ撲滅運動や自殺防止などのテーマだけでなく、今の日本が抱えている様々な問題を本作は浮き彫りにする。大仁田厚はなぜ今も戦い続けるのか、何と戦っているのか。本作を観たあとに、あなたも必ず何と戦っているのかが見えてくる。